検査や治療のために患者に放射線を照射する技師
病院や歯科医院などで行う検査のうち、医師の指示のもとで、X線、CT、MRI、超音波による画像検査や、がん治療のために電子線、X線、γ線、陽子線、重粒子線などの放射線を照射する仕事です。
放射線治療は手術、化学療法と並ぶ、がん治療の有効な治療法ですが、反面、放射線を浴びると正常な細胞を壊したり傷つけたりするため、適切な照射が必要です。そこで被爆量の管理や医療機器の管理も、放射線技師の大切な仕事です。診療放射線技師になるには、大学・短大・専門学校などの診療放射線技師養成課程を修了後、国家試験に合格する必要があります。なお、乳がん検査のための女性の診療放射線技師のニーズが高まっています。
(他の仕事と比べて、働いている人の人数はほぼ同じ)
役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。
★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。
学問名 | 役立ち度 |
---|---|
放射線・化学物質影響科学 放射線・紫外線などの人体影響を明らかに |
★ |
整形外科学 骨・関節・筋肉の病気、外傷を治療 |
☆ |
救急医学 緊急搬送された患者を救う救命医療 |
☆ |
物理系薬学 錠剤・カプセル…ドラックデリバリーの最先端 |
☆ |
循環器内科学 心臓・血液循環の病気治療に取り組む |
☆ |
※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較
(他の仕事と比べて、やや低い)
『仕事 創る、売る、尽くすの100以上の職業』は「学びみらいPASS」のR-CAPの123職業にも対応しています。 (職業適性検査の受診判定後の進路指導などでもご利用ください。)