患者の検査しデータを診断・治療に役立てる
病院ではさまざまな検査をします。このとき、顕微鏡や試薬を使って血液や尿、細胞など検体中の細菌やウイルスの有無を調べたり成分を分析したり、心電図検査や脳波検査、超音波検査をしたり、遺伝子検査を行ったりして、医師が病状を診断するための資料を提供するのが、臨床検査技士です。また、健康診断などでの検査も行います。
臨床検査技士は、病院などのほか、臨床検査専門の検査センターや、公害研究所、衛生研究所、製薬会社などの企業でも活躍しています。臨床検査技士になるには、大学・短大・専門学校の臨床検査技士養成課程を修了するか、大学の保健・医・歯・獣医・薬学系の学部で指定の科目を履修して卒業し、国家試験に合格する必要があります。
(他の仕事と比べて、働いている人の人数はほぼ同じ)
役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。
★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。
学問名 | 役立ち度 |
---|---|
循環器内科学 心臓・血液循環の病気治療に取り組む |
☆ |
医療系薬学 薬の効き方の個人差を考えて調剤に活かそう |
☆ |
精神神経科学 心の病の診断・治療・解明へ |
☆ |
感染症内科学 新型細菌・ウイルス対策の最前線。診断・治療・予防 |
☆ |
消化器内科学 胃や腸、肝臓・腎臓の病気治療に取り組む |
☆ |
※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較
(他の仕事とほぼ同じ)
『仕事 創る、売る、尽くすの100以上の職業』は「学びみらいPASS」のR-CAPの123職業にも対応しています。 (職業適性検査の受診判定後の進路指導などでもご利用ください。)