家政・生活、デザイン系の本

栄養学を拓いた巨人たち

杉晴夫

現在の栄養学がどのようにして発展してきたのかについて、関わった研究者たちの苦労を交えてわかりやすく解説している本。エネルギー、三大栄養素、消化と吸収、ビタミン、ATPなど、今日では当たり前のことが明らかにされるまでには、想像を絶するような苦難や論争があった。また、併せて日本における栄養学の発展の歴史から現在の課題についても記されている。栄養学は、純粋な科学としての学問体系の一つであると同時に、人の健康増進を図るための「実践の学問」でもある。本書は、単に栄養学の知識を得るためのものではなく、栄養学とはどうあるべきかを考えさせてくれる良書であり、栄養学を目指す学生さんには一読を勧めたい。 (ブルーバックス)



ファッションから名画を読む

深井晃子

「モナ・リザ」の黒衣、フェルメールの「青いターバンの少女」のターバン、印象派ルノアールのドレス……。有名絵画に描かれたファッションを通して、西洋社会を生きた人々の芸術的感性、文化的状況、社会的背景について学ぶことができる。 (PHP新書)



衣服の歴史図鑑

ローランド・ワーン

様々な時代のニーズにもとづきデザインされた衣服を学ぶことができる図鑑。女性のコルセットや大きなかつら、厚底靴やつけぼくろなど、古代ローマから現代ファッションまで、カラー写真で掲載している。小中学生向けだが大人も楽しめる。 (川成洋:監修/あすなろ書房)



7つの習慣 成功には原則があった!

スティーブン・R・コヴィー

リーダーシップ論を唱えるベストセラーのビジネス書である一方、家庭における日常生活の中でも、意識の変革に役立つ、生活時間管理を主軸にした本。生活管理能力を高めるための案内書になるだろう。 (ジェームス・J.スキナー、川西茂:訳/キングベアー出版)



美しく見えるシニアの服

見寺貞子、野口正孝

シニアの体型に合わせた服を、ユニバーサルファッションの専門家が提案する。シニアが求める機能やデザインは、若者のそれとは異なることがわかるとともに、美と機能を兼ね備えた服を知ることができる。 (文化出版局)



東日本大震災と家庭科

望月一枝、日景弥生、長澤由喜子:編

東日本大震災は、とりわけ福島・宮城・岩手に甚大な被害を与えた。本書は被災された方々や、その方々へに支援された方々にインタビューし、家庭科教育の観点から、「命を守る災害に強い暮らし」を創るための参考になる本である。 (ドメス出版)



食欲の科学

櫻井武

食欲はどのように調節されているのかについて、最新の研究成果を交えてわかりやすく説明された良書。食生活学や栄養学は、食事として栄養素をどのように摂取すれば良いかを考える学問だ。食欲は、食事、すなわち栄養を摂取する上で重要な決定因子であるため、それを取り上げる本書は一読に値する。 (ブルーバックス)



衣料と繊維がわかる  驚異の進化

日本化学会:企画・編集

綿、絹、麻、羊毛といった天然素材から、化学繊維、合成繊維の様々な種類まで、その歴史や活用を詳細にわたり解説する。写真や挿絵も多く、文字通り「衣料と繊維がよくわかる」だろう。 (井上晴夫、齋藤幸一、島崎恒藏、宮崎あかね:監、佐藤銀平:著/東京書籍)



繕い裁つ人

池辺葵

洋裁店を営む女性の物語。高度消費社会において「服を作る」「服を着る」とは何を意味するのかを考えさせてくれる。2015年に中谷美紀主演で映画化された。 (Kissコミックス)



お金と暮らしの生活術

大藪千穂

お金の管理をはじめとして、ライフサイクルにあった生活設計を考えるきっかけを作ってくれる本。大学の家政・生活学の補助教材としても使用されており、ワークシートを作って作業したり、実際に生活に適応させてみたりといった実用的な本だ。 (昭和堂)


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