機械系の本

ロボットにつけるクスリ 誤解だらけのコンピュータサイエンス

星野力

著者が筑波大学時代に趣味のSFを交えて行った、「科学技術とSF」の講義をもとにした本。人工知能をはじめとしたコンピューター・サイエンスを、卒業生と先生との対話形式で語る。 (アスキー)



町工場・スーパーなものづくり

小関智弘

日本が世界に誇る職人の技は町工場にあり! 東京都大田区には数千件もの町工場が立ち並ぶ。著者自身も元旋盤工、それらの町工場に取材を行い、そこにこそ最先端の技術があると伝えてきた。 (ちくま文庫)



2045年問題 コンピュータが人類を超える日

松田卓也

ヒューマノイドロボットの研究開発は現在盛んに行われている。米国防高等研究計画局(DARPA)主催のロボット・コンテストには、日本のチームも複数参加している。これは、ロボットの「自律性」を競うコンテストだ。有名な理論物理学者のホーキング博士らは、人工知能の発展に警告を発している。このまま人工知能が発達すると、人間の頭脳を超える時が遠からずやってくる。その時、人類はいったいどうなってしまうのか。戦争にロボットが使われる心配も現実性を帯びてきた。この問題を、本書を読んで考えてほしい。 (廣済堂新書)



NASAより宇宙に近い町工場 僕らのロケットが飛んだ

植松努

北海道の片田舎の小さな町工場がNASAに注目された!その理由とは? 夢を持ち、どのような環境においても諦めない心、情熱。そして、ものづくりについて興味を持ち、楽しく勉学に取り組むことの大切さを、著者は伝える。 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)



持ちつ持たれつ 生き物とコンピュータ

生き物と科学技術の会:編

近畿大学生物理工学部の先生たちが、目、耳、多重音声の認識、脳、電気と生き物、マルチメディア、コンピュータ、ヒューマンインターフェイスを話題に執筆。小学生高学年から大学生、社会人までを対象に面白く解説している。例えば、3章「聖徳太子風コンピュータ」では、中迫昇先生が、重なり合った信号を分離する技術である「ブラインド信号処理」について、先生が開発した手法を中心にわかりやすく説明した。姉妹書の『持ちつ持たれつ 生き物とエレクトロニクス』と併せて読めば、さらに理解が深まるだろう。 (電気書院)



マンガでわかる流体力学

武居昌宏

液体や気体の流れを扱う流体力学は高校物理で触れることは少なく、なじみが薄いかもしれないが、機械工学では重要な力学の1つ。機械系に進むならちょっと覗いてみよう。流体力学に関する身近な事柄をマンガで理解できる。 (松下マイ:作画/オーム社)



自分で作るハブダイナモ水力発電 (大人の週末工作)

中村昌広

流体工学は簡単に言うと「流れるもの」を扱う工学。対象とする範囲は多岐にわたる。例えば、再生可能エネルギーとして、風力、水力、地熱、海洋エネルギーが注目されているが、これらに流体工学から貢献できる。その1つ。水力発電をやってしまおう!というのが本書。電気回路の知識もほとんどない筆者が、基礎的な知識だけで小水力発電に挑戦した。他に、『200W水力発電装置を作ろう 身近な水の有効利用術』(石田正、パワー社)、『これからやりたい人の小型水力発電入門』(千矢博道、パワー社)も参考に。まずは興味を持ってもらえれば。 (総合科学出版)



トライボロジーがもたらす驚きの世界

石川憲二

身の回りの機械はトライボロジーなしには成り立たない!でもトライボロジーって何? トライボロジーとは、摩擦、摩耗、すべりに関する技術のこと。家電品は多様なトライボロジー技術の固まり。飛行機の設計は空気摩擦との戦い。人工関節も人工心臓も「滑り」が鍵。省エネ技術も宇宙で機械を動かすにも、とにかくトライボロジーが必要。そんなトライボロジーについてもっと知ってほしい! (日刊工業新聞)



SYNC なぜ自然はシンクロしたがるのか

スティーヴン・ストロガッツ

SYNCとは「同期」(「synchronization」)のこと。自然の中にはさまざまなリズム(振動数)を持ったものがあり、何らかの相互作用があると振動数が一致し、多くのものが一斉に同じ振動数で振動する現象が見られる(例えば、ホタルがシンクロして光る)。このような「同期」が起こることについて、説明がなされている。本書の中では「自然の中」の振動を取り上げるが、現実には振動のメカニズムには様々なものがあり、制御工学で、そのメカニズムの解明により振動の防止に役立てる研究も行っている。 (蔵本由紀:監、長尾力:訳/ハヤカワ文庫)



音のなんでも小事典 脳が音を聴くしくみから超音波顕微鏡まで

日本音響学会:編

耳は音をどうとらえているのか、赤ちゃんや小鳥はどうやって音声を獲得するのか、音声や音楽は心理にどんな影響を与えるのか、日本音響学会が音響全般についてわかりやすく解説している。他にも、コンサートホールの設計や音響機器など、生理学、医療、心理、建築、工学など様々な分野から、音にまつわる話題を掲載。音響工学など工学で音にアプローチしたい人も、音響の基礎を学ぶために読むとよい。 (ブルーバックス)


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