機械系の本

町工場・スーパーなものづくり

小関智弘

日本が世界に誇る職人の技は町工場にあり! 東京都大田区には数千件もの町工場が立ち並ぶ。著者自身も元旋盤工、それらの町工場に取材を行い、そこにこそ最先端の技術があると伝えてきた。 (ちくま文庫)



トヨタ産業技術記念館

トヨタグループの運営する技術館。日本の産業技術をリードしてきたトヨタグループの展示を通して、日本の産業技術史を肌で知ることができる。トヨタの歴史は、大正時代の自動織機の発明に始まる。繊維機械館では、いろいろな工夫やからくりを見ることができる。名古屋に来たらぜひ訪問してみよう。 http://www.tcmit.org/



ナノバイオ・テクノロジー

静岡大学ナノバイオ科学研究分野:編

「生命」と「光・電子」と「ナノ・バイオ」分野を融合し、静岡大学版「ナノバイオ科学」として打ち出した静岡大学の研究成果をまとめた本。例えば、8章には、岩田太先生の研究である、ナノ材料の微細加工技術が掲載。ナノピペットという微小開口を有するキャピラリーガラス管ノズルを用いて、1ミクロン以下の直径で溶液を基板表面に滴下堆積できる技術を紹介しており、それを用いたバイオチップへの応用の可能性について示している。 (静岡学術出版)



知能の謎 認知発達ロボティクスの挑戦

瀬名秀明ほか

「知能」「賢さ」とは何かという古くて新しい問いに対して、ロボット研究を通じて答えを探ろうとする研究者たちの議論が紹介されている。人間のように「賢い」ロボットを作るためには結局のところ人間をよく知る必要があるという点をぜひ知ってほしい。少々専門的だが、高校生にもぜひチャレンジして読んでほしい。 (瀬名秀明、浅田稔、銅谷賢治、谷淳、茂木健一郎、開一夫、中島秀之、石黒浩、國吉康夫、柴田智広:著、けいはんな社会的知能発生学研究会:編/ブルーバックス)



イレイザー

サスペンスアクション映画。重要証人の安全を守るため、アーノルド・シュワルツェネッガー扮する主人公が政府情報局員として活躍する。兵器として登場するのが、ハイテク兵器「レールガン」。これは、電磁加速機を用いて音速の数倍に加速した玉を発射する兵器であるが、実は簡単な知識で製作できる(もちろん危険が伴うため、しっかりした指導者のもとで行うことが大前提)。未来の兵器としてSF映画やSF小説にたびたび登場している。 (アーノルド・シュワルツェネッガー:主演)



ロボットのおへそ

稲邑哲也、瀬名秀明、池谷瑠絵

人間と仲の良いロボットを作るには、ロボットにはどんな進化が必要だろうか。本書はロボット研究の最先端を紹介する中で、どうすればロボットが人間らしくなれるかという課題を「おへそをつくる」という言葉で表現し、賢いロボット実現のヒントを教えてくれる。人型ロボットやロボット玩具を例示しながら、脳科学から進化論まで、幅広い関連知識が垣間見られる。広く人工知能の可能性を理解する上でも、とっておきの入門書と言える。 (丸善ライブラリー)



未来をひらく 海洋温度差発電

上原春男

地球でいま起こっている環境破壊、温暖化、エネルギー不足などの課題の解決を海に求め、エネルギーとは何かから始まり、人類の進化とエネルギーとの関連、海の水からエネルギーを取り出す「海洋温度差発電」や、海洋温度差発電で利用した海水からの真水の製造などの複合的利用について解説する。写真や図表をふんだんに使われている。 (サンマーク出版)



持ちつ持たれつ 生き物とコンピュータ

生き物と科学技術の会:編

近畿大学生物理工学部の先生たちが、目、耳、多重音声の認識、脳、電気と生き物、マルチメディア、コンピュータ、ヒューマンインターフェイスを話題に執筆。小学生高学年から大学生、社会人までを対象に面白く解説している。例えば、3章「聖徳太子風コンピュータ」では、中迫昇先生が、重なり合った信号を分離する技術である「ブラインド信号処理」について、先生が開発した手法を中心にわかりやすく説明した。姉妹書の『持ちつ持たれつ 生き物とエレクトロニクス』と併せて読めば、さらに理解が深まるだろう。 (電気書院)



力学入門 コマから宇宙船の姿勢制御まで

長谷川律雄

高校の物理では、運動する物体を点として扱うことが多い。しかし、現実の物体は大きさをもっているので、回転をはじめとした運動がある。本書は、飛行物体の運動の力学を初歩から解説したものだが、それを通して、座標系や微分形式による法則の記述など、物理学の基本的な概念を学ぶ事ができる。 (中央公論新社)



2045年問題 コンピュータが人類を超える日

松田卓也

ヒューマノイドロボットの研究開発は現在盛んに行われている。米国防高等研究計画局(DARPA)主催のロボット・コンテストには、日本のチームも複数参加している。これは、ロボットの「自律性」を競うコンテストだ。有名な理論物理学者のホーキング博士らは、人工知能の発展に警告を発している。このまま人工知能が発達すると、人間の頭脳を超える時が遠からずやってくる。その時、人類はいったいどうなってしまうのか。戦争にロボットが使われる心配も現実性を帯びてきた。この問題を、本書を読んで考えてほしい。 (廣済堂新書)


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