◆リーマンショック◆

2008年に世界を襲った金融危機

リーマン・ショックとは、2008年9月、アメリカの大手投資会社であるリーマン・ブラザーズの経営破綻をきっかけに、世界中に広がった金融危機のこと。投資業界の企業は【金融・ファイナンス】で研究される投資理論をもとに投資を行うが、リーマン・ショックによってその弱点が明らかになった。また、投資理論には高度な数学が用いられるため、【数学基礎・応用数学】の知見が必要となる。

リーマン・ショックはなぜ起こったのかについては【理論経済学】でも説明が試みられており、リーマン・ショックが世界経済や各国経済に及ぼした影響は【経済統計】で、各種経済統計・指標をもとに検証される。

各国のリーマン・ショックからの経済復興については【経済政策】で、財政面からは【財政・公共経済】で研究される。【国際関係論】では、国際的な金融危機の際の国際協調などを検討する。【社会システム工学・安全システム】では、投資を含め、幅広くリスクマネジメントに関する研究が行われている。