学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!
★は関連度
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環境政策・環境社会システム 脱炭素に向けて制度作りから社会運動まで |
★★★ |
国際法学 国際社会の新たなルールを作りたい |
★★★ |
国際関係論 国際社会の紛争解決。平和のために |
★★ |
公法学 憲法、国家と国民間の規律を解明 |
★★ |
経済政策 経済成長、景気回復の政策を作る |
地球温暖化の原因となる、大気中に排出されるCO2(二酸化炭素)を少なくするためには、技術開発だけでなく、社会的なアプローチも必要だ。例えばリサイクルも、リサイクル技術の開発だけでなく、資源ゴミを回収する社会の仕組みづくりや、リサイクル製品を普及させるためのしかけもいる。また、CO2の排出を少なくするためにはお金がかかるし、政府が排出規制の政策をとり、法律を整備する必要もある。国際的な調整も必要だ。こうしたことを総合的に研究する学問が【環境政策・環境社会システム】だ。
個別には、経済発展とCO2削減の両立を考える【経済政策】、法律では【公法学】が関係する。また、国際的な排出量調整は【国際関係論】やそのための条約には【国際法学】が関係する。国際的には、1992年に「国連気候変動枠組み条約」が採択され、この条約に基づいて「国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP)」が毎年開催されている。