バイオイメージング

「バイオイメージング」に関心があるなら、こんな学問をみてみよう

学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!

★は関連度

★★★ 生物物理学
DNAやタンパク質を力や電気の物理で把握
★★ 腫瘍診断学
ガン早期発見、診断技術を開発
★★ 物理系薬学
錠剤・カプセル…ドラックデリバリーの最先端
★★ 精神神経科学
心の病の診断・治療・解明へ
生命・健康・医療情報学
DNA配列、タンパク質構造に、計算・コンピュータで迫る
神経生理学・神経科学一般
脳に向かう「心の科学」の原点は、まずは神経

◆バイオイメージング◆

細胞や神経の働きをイメージで捉える

バイオイメージングとは、生きている生物の細胞や神経に起こる現象を画像にする手法のこと。生きたまま細胞などを観察し、それらが生物の中でどのような役割を担っているのかを明らかにできる。

バイオイメージングの一つの方法は、【生物物理学】でなされているように、物理学を応用して微細な構造を見るやり方。ほかにも、例えばがん細胞のみに光る物質をくっつけて光らせるというやり方もある。この技術は、【腫瘍診断学】でがん細胞が存在する部位を特定するのに役立つ。また、蛍光物質を体の必要な箇所に適切に届けるには、【物理系薬学】で扱われるドラッグデリバリーの知見が重要だ。

心の病の治療に、脳や神経の活動を画像化したものを用いることもできる。この点には【精神神経科学】【神経生理学・神経科学一般】が関係する。【生命・健康・医療情報学】は、医療データを集め分析することで、新たな知見を得ようとする。バイオイメージングで得られた画像データももちろん研究対象となる。

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