学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!
★は関連度
★★★ |
認知科学 脳の働き、文系理系を駆使して挑む |
★★★ |
感性情報学 機械が喜怒哀楽、感情をつかむために |
★★★ |
美学・芸術諸学 「美とは?」 アートも音楽も批評 |
★★ |
デザイン学 モノ、空間、しくみ…すべてがデザインの対象 |
★★ |
芸術一般 劇場もネットも路上も。披瀝される表現を問え |
★★ |
実験心理学 心理実験を行い、心を解明したい |
★ |
商学 売れる商品づくりと売る仕掛け、マーケティング |
感性とは、物事に対する心の動きや感覚といった意味合い。同じものを見ても、美しいと思うか醜いと思うか、どのくらい美しいと思うかは人によって異なる。【認知科学】は、「美しさ」など、感性に関わることが脳でどのように認識されるのかについて、行動観察、心理実験、脳神経科学など様々な手法によって研究する。その手法の1つを担うのが【実験心理学】で、「美しいものを見せた時の脳波や脈拍の違いを測定する」など、実験によって感性について研究する。
【感性情報学】は、感性という曖昧な情報をいかにしてコンピュータが扱えるようにするか、SNSやコンピュータゲームが人の感性にどんな影響を与えるかなど、情報工学や情報社会と感性が交差する多様なテーマについて研究する。
感性は、美意識について語られることが多く、【美学・芸術諸学】の「美学」では、芸術作品に限らず「美しさとは何か」という哲学的な問いに挑む。【芸術一般】【デザイン学】では感性に訴える作品の研究や、作品制作をする。感性研究の知見は、【商学】の商品開発や販売に際するマーケティング研究などに活用されている。