学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!
★は関連度
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ケミカルバイオロジー タンパク質の様々な機能を解明し、治療薬候補へ |
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生物系薬学 衛生や抗体創薬のために〜分子生物学やバイオ技術から |
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創薬化学 患者にピンポイントで効く新薬開発から治験まで |
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ゲノム医科学 遺伝子=ゲノムレベルで病気の原因を解明し診断・創薬へ |
ゲノム創薬とは、コンピュータによるゲノム解析の情報を利用して薬を開発すること。病気の原因になる遺伝子や、その遺伝子から作られるタンパク質を特定して、そのタンパク質に結合する物質から薬を作る。効率的に薬を開発できることに加え、一人ひとり異なる遺伝子に合った薬、副作用の少ない薬を開発・投与する個別化医療が可能になり、広がりが期待されている。
病気の原因となる遺伝子の特定やゲノム異常などの研究は【ゲノム医科学】で行われており、【生物系薬学】では薬が作用する細胞の構造や機能など身体の側からゲノム創薬にアプローチする。【創薬化学】では、実際に投与される新薬開発に向けた研究を行っている。
【ケミカルバイオロジー】では、ゲノム情報に、生体分子や、薬として投与した分子の相互作用の解明など、化学の手法を併せて薬を開発する「ポストゲノム創薬」の研究が進められている。