「だいち」の目

宇宙航空研究開発機構

地球観測衛星は、可視光域の波長帯から人間には見えない波長帯まで、光学センサや合成開口レーダなどのセンサを使って、地表面の状態を可視化します。本書では、JAXAが運用していた「だいち(ALOS)」の3つのセンサ(AVNIR-2、PRISIM、PALSAR)が捉えた様々な地表面の写真が、解説とともに紹介されています。難しいことは抜きにして、この本は、写真を眺めるだけでも面白いと思います。

身近なところで実用化されているリモートセンシングは、天気予報に使う衛星画像だと思いますが、「リモートセンシング」は、まだまだこの先、様々な分野で実用化が期待できる技術です。若い方に、自由なインスピレーションで、新しいリモートセンシングの使い方を考えてもらいたいと思います。 (日経ナショナルジオグラフィック)

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