水の科学

北野康

生きるために不可欠な水について、さらに深く知りたいと思うきっかけとなる本。水の誕生、生物や地球にとっての水の役割、水が関わる環境問題や水資源の危機について、幅広い事例と豊富なデータを紹介しながら解説されている。特に、物質としての水の性質が分子レベルで丁寧に説明されており、大気、土、生物の間を巡るダイナミックな流れと重要性を再発見するのに大いに役立つ。土木環境システムの分野で水環境の研究をしている研究者にも役立つ。また、科学書でありながら、深い予備知識がない人にも読みやすく書かれている。 (NHK出版)

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