深田久弥
山登りには、勉強や研究、さらには仕事や人生に通じるものがある。自分が今どこにいるのか、どこまで進んできたのかがわからなくて苦しいと感じることは、山登りと研究・仕事どちらにも共通した経験だろう。そのような経験を後から良かったと思えるのは、山登りならば山頂にたどり着いてから。とにかく一歩一歩着実に進むことに集中して頂上に確実に近づき、ついに山頂を踏んだ時の達成感は何事にも代えがたい。そうした感動を味わうことのできるのが本書である。 (新潮文庫)
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