宇宙の幾何

ロバート.オッサーマン

宇宙の始まり、宇宙の境界に人間は直接行くことは(今は)できないが、数学を使うとそれらを見ることができる。遠い過去から送られてくる宇宙の情報を観測し、それを基に数理モデルをつくりあげた科学者の冒険の話。本書は、実際に到達できない無限の果てや無限小の世界も、知恵と論理を使うことで実際に触ってみるのと同じように具体的に知ることができることを教えてくれる。人間が生み出した数理という道具を使えば、宇宙の秘密を読み解くことができるのだ。そしてそこに限界はない。 (郷田直輝:訳/翔泳社選書)

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