河合塾グループ 河合塾

生きるって、人生って

流れる星は生きている

藤原てい

満州から幼子三人を連れて引き揚げてきた記録、ノンフィクションです。極限状態に置かれた人間の強さと脆さ、戦争の理不尽さが伝わってきます。何より、何とかして子どもの...

世界がもし100人の村だったら

池田香代子

私たちが今、生きている世界は、世界の常識から見ると、決して当たり前ではありません。世界に目を向けると、私たちが当たり前に学校で受けている教育や、病院で受ける医療...

対話のレッスン

平田オリザ

＜対話＞は、一方的に自分の価値観を主張し、その価値観と論理によって相手が説得され、強引な合一化が果たされることを最終的な目的とする、ディベート（討論）とは決定的...

ご冗談でしょう、ファインマンさん

R.P.ファインマン

ニューヨークで好奇心一杯に育った少年が、マサチューセッツ工科大学からプリンストン大学を経て、物理学の研究を始める。研究室の外では楽器ボンゴを演奏し、デッサンに情...

はてしない物語

ミヒャエル・エンデ

＜現実世界＞から＜本の世界＞に入り込んだ主人公の、様々な冒険を描くファンタジー小説です。子どもから大人まで、想像・創造することの楽しさや、物語世界に浸る醍醐味を...

マグノリア

痛みと愛、何度観ても泣いてしまいます。

ファイト・クラブ

「おれを力いっぱい殴ってくれ」と主人公は言います。彼は慢性の不眠症に悩んでいました。つまらない人生だと思って落ち込んでいます。そこで見かけた「ファイト・クラブ」...

旅をする木

星野道夫

アラスカなど極北の自然を愛し、多くの自然写真やエッセイを残した星野さんの本です。高校生の皆さんは、受験勉強等にアクセクとしがちな日々を過ごしていると思いますが、...

グッド・ウィル・ハンティング　旅立ち

MIT（米国マサチューセッツ工科大学）の数学の教授が、素行の悪いアルバイト清掃員の少年の数学の能力を見抜き、その数学的な才能を伸ばそうとする物語。数学への興味に...

こころの処方箋

河合隼雄

若者たちが迷ったり、つまずいたりした時に、参考になる考え方を提供しています。

魂のアイデンティティ　心をめぐるある遍歴

西平直

自分という存在について、自分と社会とのつながりと断絶について、精神世界の魅力と危険性について、若い時に、これらの課題に直面したのなら、ぜひ読んでみてください。同...

竜馬がゆく

司馬遼太郎

多くの日本人を魅了する幕末の風雲児坂本竜馬を主人公とする長編時代小説。大いなる夢と限りない好奇心を持ちつづけて偉業をなしとげた竜馬ですが、その背景には、自分を信...

アルケミスト　夢を旅した少年

パウロ・コエーリョ

スペインのアンダルシアで暮らす羊飼いの少年が、宝物を求めてエジプトのピラミッドを目指す旅に出、成長する物語。多くの名言がちりばめられており、人生に迷ったとき、悩...

フーコー入門

中山元

精神医学が誕生する前の時代に、人々は「狂気」と、どのようにつきあっていったのか。この歴史を明らかにしたフーコーは、同性愛が犯罪であった時代に、自らの性癖に悩み、...

深い河

遠藤周作

高校生には少し難しいテーマかもしれませんが、自然の中に人も生まれ、雑多な日常の繰り返しの中で、人が生きていくということとはどういうことかを改めて考えさせられる本...

母

三浦綾子

戦前のプロレタリア文学を代表する作家であり『蟹工船』などの作品で知られる小林多喜二。この小説は、明治の初めに東北の貧しい村に生まれ、後に北海道の小樽に移り住んで...

ショーシャンクの空に

アメリカの刑務所が舞台。主人公は受刑者ですが、刑務所内の図書館で働いています。欧米諸国の刑務所には、受刑者のための図書館があります。

ブラック・ジャック

手塚治虫

日本を代表する漫画家・手塚治虫の医学コミックシリーズ。著者の他の作品、『鉄腕アトム』や『火の鳥』では未来のロボットや生命をつかさどる神といった超越的な存在が物語...

陽だまりの樹

手塚治虫

巨匠手塚治虫さんの作品は、いろいろ考えさせられます。本書は、明治維新の頃の２人の男性を中心に描かれた物語です。『火の鳥』『アドルフに告ぐ』『ブッダ』とも併せて、...

深夜特急

沢木耕太郎

大学生になったら、是非旅に出て、いろいろな世界を自分の眼で見て回ってください。インターネットが発達した現代でも、肌で感じることで初めてわかることは多くあると思い...
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