日常の動作や基本動作の回復を助ける
どちらも、リハビリテーションに関わる仕事です。作業療法士は、病気や怪我、精神の障がいなどによって食事、料理、掃除など日常の作業が難しくなった人に対して、能力を回復させるための訓練をします。訓練では、園芸や工芸、手芸などを取り入れたりします。
理学療法士は、立ち上がる、歩くなどの基本的な動作を回復させるための訓練をする仕事で、平行棒を使った歩行訓練や、筋肉や関節を曲げたり伸ばしたりする運動療法、ストレッチ、マッサージ、電気療法などを行います。機能回復を助ける仕事にはほかに、言語聴覚士、義肢装具士があります。どの仕事に就くにも、大学・短大・専門学校などの養成課程を修了し、国家試験に合格する必要があります。
(他の仕事と比べて、働いている人の人数はやや多い)
役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。
★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。
学問名 | 役立ち度 |
---|---|
リハビリテーション科学・福祉工学 最先端リハビリ・福祉機器を作りたい |
★★★★ |
整形外科学 骨・関節・筋肉の病気、外傷を治療 |
★ |
社会福祉学 社会的弱者の権利を守りたい |
☆ |
応用健康科学 肥満・生活習慣病・ストレス…食・運動を管理する |
☆ |
精神神経科学 心の病の診断・治療・解明へ |
☆ |
※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較
(他の仕事と比べて、やや低い)
『仕事 創る、売る、尽くすの100以上の職業』は「学びみらいPASS」のR-CAPの123職業にも対応しています。 (職業適性検査の受診判定後の進路指導などでもご利用ください。)