ナノ粒子

「ナノ粒子」に関心があるなら、こんな学問をみてみよう

学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!

★は関連度

★★★ ナノ材料化学
結晶の「自己形成」は再生医療にも
★★★ 生体医工学・生体材料学
MRI・CTを改良、人工臓器を開発
★★★ 無機材料・物性
セラミックでスマホ電子部品を作る
★★ ナノ材料工学
ナノカーボンから新電池を作ろう
★★ ナノバイオサイエンス
ナノ材料を使った感染症ウイルス検出キットを作ろう
★★ 無機工業材料
無機化学の応用—リチウムイオン電池も

◆ナノ粒子◆

ナノサイズならではの性質を、工業や医療など幅広く活用

1ナノメートル(nm)とは、10億分の1mのこと。ナノ粒子は、通常、1nmから数百nmのサイズの微粒子を指す。小さいことで、体積に対して表面積が大きくなり、触媒に使うと化学反応が起こりやすくなる、液体に混ぜると長時間混ざったままになるなどナノ粒子ならではのさまざまな特徴があり、幅広い分野でその特徴や活用方法の研究が行われている。

たとえば、【ナノ材料化学】では、新しい機能をもつナノ材料創製に挑んでおり、【ナノ材料工学】では、工業への応用を研究する。特に無機物のナノ粒子については、【無機材料・物性】では「ナノ粒子の導電性」というように物性の研究を、【無機工業材料】ではその物性を利用した電子材料など工業材料への応用を研究する。

ナノ粒子を応用する分野ごとの研究も行われており、たとえば【生体医工学・生体材料学】や【ナノバイオサイエンス】ではナノ粒子をドラッグデリバリー(薬を効かせたい特定の部位に薬を運ぶ技術)システムに応用したり、遺伝子検査チップの開発に応用したりするなど、生体に関係する研究に取り組んでいる。

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