学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!
★は関連度
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公法学 憲法、国家と国民間の規律を解明 |
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政治学 国の統治、地域行政、戦争の克服。民主主義を問う |
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日本史 古代から近現代まで。古文書・古記録も読もう |
日本国憲法改正の議論は、論点は異なるものの、1960年代から行われている。1947年5月3日の施行から70年以上たった現在は、「戦争放棄」を定めた第9条、自衛隊の立場と役割の明確化、緊急事態対応の体制の強化などが主な論点となっている。
憲法改正は日本に限った問題ではなく、世界の憲法改正手続きや憲法の変容、憲法の解釈など、憲法全般に関する法的な研究は【公法学】の領域となる。また、憲法改正をめぐる政党内、政党間、市民社会における議論、国際社会の変化と憲法改正の必要性など政治的側面に関する研究は、【政治学】で行われる。
また、【日本史】で日本国憲法成立過程の問い直しや解釈・改正を巡る論争の歴史的経緯の研究が行われるというように、歴史学からのアプローチも重要だ。