◆超高速計算◆

計算速度の飽くなき追求

超高速計算とは、名前の通り、コンピュータに大量の計算を素早く処理させること。スーパーコンピュータの登場により、気象のような規模の大きく複雑な現象をコンピュータでシミュレートできるようになった。

また昨今、量子コンピュータという、従来のコンピュータと全く異なる仕組みのコンピュータが開発中。膨大な数の組み合わせがある計算を素早く解くことが期待されている。

超高速計算を、集積回路の高度化など、コンピュータの構成面から実現しようとするのが【計算機システム】の分野。膨大なデータを、国を超えて複数のコンピュータで分散して処理するといった技術で実現しようとするのは【高性能計算】の分野となる。量子コンピュータの計算理論は【情報学基礎理論】で研究される。