マネー・ボール

マイケル・ルイス

セイバーメトリクスという「勝つためのチームに必要な要素を挙げ、それを満たす選手を見つける」新たな野球チームの経営についてのノンフィクションノベルズですが、本書が原作の映画を見たことがある人もいると思います。ブラッド・ピットが主演した映画では、資金の少ない弱者(オークランド・アスレチックス)が強者(ニューヨーク・ヤンキース)に挑むというところに焦点が当てられていますが、むしろ何が必要かを「定量的に評価」する仕組みを作り上げたところに面白さがあります。

映画から小説、小説からセイバーメトリクスの中身にと興味を進めていただけるといいと思います。これ自身は機械学習ではないかと思いますが、定量的に対象を見ることで、従来とは異なる評価ができるところは面白いと思います。 (訳:中山宥/ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

同じ分野のおススメ本

こちらもおススメ



みらいぶっくへ ようこそ ふとした本との出会いやあなたの関心から学問・大学をみつけるサイトです。
TOPページへ