光と色彩の科学 発色の原理から色の見える仕組みまで
齋藤勝裕
赤いバラが赤く見えるのは、赤の補色の青緑を吸収し赤だけが目に見えるから。これに対して蛍光ランプの赤は赤い色を発している。同じ赤でも、光の反射によって見える赤と自ら光を発する赤とは違って見えるという。この本は、色彩学の基礎や物理的な考察だけでなく、色彩の生理学、色の見え方と心・脳との関係、光を使った最先端技術まで光と色彩の様々な話題を取り上げている。
(ブルーバックス)
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