環境問題・防災って、街づくりって

選んでいただいたフィールドの本はこちら。さあ、もっとみてみよう。

環境系

巨大地震の科学と防災

金森博雄

地震や津波のメカニズムやプレートテクトニクス、地震波、地震のメカニズム、地震のマグニチュードなどの基本的な知識が解説されている。さらに、過去に起きた地震や津波の事例、例えば世界最大のチリ地震、昭和三陸地震などを挙げながら、著者がそれらから何を学んできたかについて詳しく述べている。地震の予知・予測に関して重要な、予測・警報など地震・津波防災の現状およびそれに関する重要な課題が挙げられており、“命を守る”ために地震・津波を知ることの重要性が論じられている。著者は、モーメントマグニチュードという巨大地震の正確な規模を考案した地震研究の第一人者。最新の概念“アスペリティ”なども解説している。 (瀬川茂子、林能成:構成/朝日新聞出版)



土木系

レジリエンス・ジャパン 日本強靭化構想

藤井聡

内閣官房参与である、京都大学藤井聡教授の著書。アベノミクスと呼ばれる安倍政権の経済政策の考え方を解説している。政治色も感じられるが、防災や老朽化する社会資本の問題を知る点ではわかりやすい。 (飛鳥新社)



土木系

コンクリート崩壊 危機にどう備えるか

溝渕利明

高度成長期に大量に建てられたコンクリート構造物の寿命が懸念される今、コンクリート構造物を適切に維持管理していくための技術者=コンクリートドクターが必要だ。どのような技術者が求められるかを学ぶことができる。 (PHP出版)



環境系

海のトリビア この1冊で、あなたも今日から海博士!! 毎日1つ、3分でわかる海のネタ本!!

日本海洋学会教育問題研究会のメンバーの中の様々な分野の専門家が、海に関係する基本的な事項、仕組みについて解説している。現在の高校の理科教育では、海に関する事項は「地学」の中で扱われているが、地質・鉱物や宇宙・天文と並ぶ大気・海洋分野で扱われているに過ぎずない。つまり海洋は、地学の3分野の1つに過ぎず、その内容は微々たるものだ。この本は、海のすごさ、広さ、深さ、神秘さ、そして私たちとの関わりなど50の海のネタを紹介。高校生のみならず、高校の理科教員向けに構成されており、入門書としてお薦めといえる。 (シップ・アンド・オーシャン財団、海洋政策研究所、日本海洋学会:編/日本教育新聞社)



里山資本主義

藻谷浩介

里山にこそ日本の将来がある。休眠資産である里山に光を当て、自給自足の生活や再生可能エネルギーの活用、地域コミュニティの活性化などについて、先進的事例オーストリアをもとに解説する。日本の里山資本主義実践者たちも登場。 (NHK広島取材班/角川新書)



歴史・地理

桶狭間は晴れ、のち豪雨でしょう 天気と日本史

松嶋憲昭

日本の歴史上の出来事について、その時の天気が歴史を大きく動かしたことを、当時の史料を読み比べ、舞台となった土地の天候データを集め、非常にていねいにわかりやすく書いている。気象だけでなく日本史の関連からも面白い本。著者は日本史に魅せられた気象予報士という。 (メディアファクトリー新書)



建築・住宅系

「間取り」で楽しむ住宅読本

内田青蔵

明治・大正・昭和の住まいの変化を辿る。居間や玄関、台所など部屋ごとに分けて見た点が特徴で、各時代の住宅に求める機能や条件の違いが明らかになり、住宅史の醍醐味が味わえる。建築の調査、新聞や雑誌などの文献、かつての生活を描いた絵画など、研究を進める上での方法論はほぼ網羅されており、「建築史」の研究姿勢も理解できる。「過去」を知ることで「現代」を見直すといった建築史学の視点がよく伝わる好著である。 (光文社新書)



環境系

エコロジー的思考のすすめ 思考の技術

立花隆

環境問題と呼ばれるような問題には、多数の要因が絡み合っている。その問題の解決のためには、それらの要因の関係を把握し、問題全体を見渡せる視点で理解することが必要で重要であること説いている。海洋のような総合的に考えることが必要な学問分野において、重要な考え方が明快に提示されている。 (中公新書)



環境系

苦海浄土 わが水俣病

石牟礼道子

水俣病をめぐる患者や家族、コミュニティの動揺、変容、葛藤、闘いを、同じ地元の作家の目を通して描き出した環境文学の傑作。しかも、単なるドキュメンタリーではないことが徐々に明らかになりつつある。20世紀世界文学の傑作と言っても過言ではない。 (講談社文庫)



建築・住宅系

図解・超高層ビルのしくみ 建設から解体までの全技術

鹿島:編

地震と台風の国、日本の最新の建設技術がコンパクトに、わかりやすく説明されている。地震動や台風の暴風雨に備える耐震技術、大工事を滞りなく行うノウハウ、1万人が安全・快適に過ごすためのエレベーターや空調、防災設備などを、多くの超高層ビルを手掛けてきた建設会社ならではの視点で解説する。 (ブルーバックス)



環境系

リスクと向きあう 福島原発事故以後

中西準子

環境リスク評価の先駆者である中西準子氏による、福島原発事故以後のリスクについての解説。この問題における「リスクトレードオフ」とは何か、また、様々なリスクと向き合うために持つべき観点がわかる。 (中央公論新社)



環境系

地球温暖化の真実 先端の気候科学でどこまで解明されているか

住明正

著者は、東京大学気候システム研究センター(現・海洋研究所)時代、地球温暖化予測のツールとして新しい気候変動モデルを構築した気象学の重鎮であり、日本の気候予測研究を大きく前進させた功労者。この本は、地球の誕生時から現在までに至る経緯を解説するとともに、地球温暖化の実態とその対処について、一般人を対象に解説し、高校生向けとしても適している。 (ウェッジ選書)



環境系

異常気象と気候変動についてわかっていることいないこと

筆保弘徳ほか

環境は日々変化している。この本を通じて地球規模に視野を広げ、気象のしくみと最新の研究や今の地球について興味を持って欲しい。 (筆保弘徳、川瀬宏明、梶川義幸、高谷康太郎、堀正岳、竹村俊彦、竹下秀/ベレ出版)



土木系

日本列島の誕生

平朝彦

日本列島がどのようにして形成されて現在の姿になっていったか。本書は、見えない地球中をどのように捉え考えるかが面白く描かれている。地盤工学も見えないものどのように「見える化」するのかが重要。同様なワクワク感を感じる本だ。 (岩波新書)



環境系

巨大津波 地層からの警告

後藤和久

地震や噴火、津波など、過去数万年にわたる自然災害の痕跡が地層から見えてくる。地層が教えてくれる歴史と今後への警鐘を分析しまとめたもの。古津波研究で世界をリードする若手研究者による著書。津波堆積物に関する入門書として。 (日本経済新聞出版社)



環境系

雲の中では何が起こっているのか

荒木健太郎

空にはいろいろな雲が浮かんでいる。それぞれの雲がどのようにしてできているのか、集中豪雨などの災害をもたらす雲はどのような特徴を持っているのか、ていねいにかつ非常にわかりやすく書いている。気象学に関する専門書の多くは、理論的な説明を要する部分を数式や変数、専門的な図面に頼る傾向にあり、物理を学んでいないと難解なものが多い。しかしこの本では、ゆるキャラを使って、イメージをつかみやすいように工夫されている。気象災害に関しても、最新の事例も含めた内容でまとめられている。 (ベレ出版)



土木系

剣岳 点の記

地盤工学も含まれる土木工学において、測量技術はどの場面でも必要な基礎分野だ。この映画は、日本地図を作成するために先人が行った測量作業について描いたものだが、その苦労や意気が感じられる。 (「剣岳 点の記」製作委員会 新田次郎:原作)



土木系

図解入門 よくわかる最新土木技術の基本と仕組み

五十畑弘

土木工学の役割、普段疑問に思っていることがわかりやすく解説されている。伝統的な土木工学から、最新の技術まで、図表をふんだんに使って解説。建築分野を目指す人への入門書としても適しており、1・2級土木施工管理技術検定試験の副読本としても役立つ。 (秀和システム)



内陸都市はなぜ暑いか

福岡義隆、中川清隆:編著

最高気温日本一の40.9℃を記録した埼玉県熊谷市。他にも、岐阜県多治見市や山梨県甲府市など、内陸都市はなぜ暑くなるのか。都市気候学の視点からそのメカニズムに迫る。熊谷市をモデルに、シミュレーションによる暑さの再現・影響・緩和策を論じる。 (成山堂書店)



土木系

橋の形を読み解く

エドワード・デニソン、イアン・スチュアート

社会インフラを代表する橋梁にはいろいろな材料が使われていて、世界中には美しい橋梁がたくさんある。それを、ポケットサイズでありながら、細密画を多く盛り込み、古代ローマから現代の最新設計の橋梁までを解説してくれる。 (桑平幸子:訳/ガイアブックス)


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