政党・議員が何を考えどう行動するのか、その「論理」を分析
若い時の投票棄権は癖になる

高校生のみなさんも18歳になれば有権者です。つまり選挙で投票することができます。18〜19歳の投票率は20歳台前半の有権者よりも投票率は少し高いです。なぜ、このようなことが起きるのでしょうか。
理由はいくつか考えられますが、大きな理由としては、高校生は先生に選挙に行きなさいと何度も言われているからではないでしょうか。
本来、選挙は自分の意思で行くものですから、他者の意思が介在するのは問題があります。しかし、若いときに棄権を繰り返すと癖になり、その後の選挙で投票する確率が低くなるという研究もあります。
各政党の政策を考えて選びたい
私たちが選挙で投票するか棄権するかは私たちの自由な意思です。しかし、私たちが棄権しても、選挙で政治家は選ばれて政権ができます。もし、その政権が私たちの意思とはかけ離れた政策を実施したり、自由を制限したらどうしますか。
私はそうなってからでは遅いと考えます。だからこそ、選挙では各政党の政策を考えて、私たちの将来を少しでも良くしてくれる政党・候補者を選ぶ必要があります。
選挙公約を守らなかったり、党利党略で行動したり
しかし、政権を担う政党が、選挙の時点でアピールした政策を法案化しない場合もあります。また国会で党利党略のために行動しているにも関わらず、国民のために行動していると言い放つ政党もみられる場合もあります。
このような政党や議員の行動を分析するには、公文書やマスメディアのニュースを資料としていても限界があります。私はこのような政党や議員の行動を数学や統計学のモデルを使い、彼らの言動の背後に在る論理を明らかにしようと研究をしています。
「現代日本の政党間競争:棄権者を組み込んだ交換ネットワーク理論と契約理論による分析」


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Q1.18歳に戻って大学に入るなら何を学ぶ? 天文学、宇宙物理学 |
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Q2.日本以外の国で暮らすとしたらどこ? アメリカ |
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Q3.大学時代の部活・サークルは? テニス |