◆青いバラ◆

不可能なことの象徴、青いバラがバイオテクノロジーで実現

美しい花の象徴といえるバラ。これまで品種改良によって、様々な形や色のバラが生み出されてきたが、交配ではどんなに頑張っても青い色は創り出せず、青いバラは品種改良に関わる人々の長年の夢だった。そうした中、サントリーは、バイオテクノロジーを駆使して研究を積み重ね、2004年、ついに青いバラの開発に成功した。

関係する学問は、品種改良の視点では、【分子生物学】、【園芸科学】の研究分野となる。また、企業として魅力的な商品を開発し販売するという意味では、【経営学】、【商学】も関係するし、遺伝子組み換え生物を栽培・販売するにあたっては生物多様性に影響しないことを証明しなければならず、この側面で関係する学問分野としては、【国際法学】、【社会法学】がある。