◆シェアリングエコノミー◆

余ったモノ、余った時間やスキルをとシェア

使っていない部屋をルームシェアや民泊に、車を使わない日に人に貸す、余った時間で個人タクシーや家事代行、不要品をネットオークション、ネットで個人からお金を募って新事業の立ち上げなどに活かすクラウドファンディングなど。余ったモノや時間、スキルを、必要とする人（企業）に販売するのがシェアリングエコノミーだ。純粋な個人対個人の取引もあるが、たいていは企業が間に存在する。こうした新しいビジネスの研究は【経営学】や【商学】のテーマで、シェアリングエコノミーが広がった社会的背景など社会面からの研究は【社会学】のテーマとなる。

また、シェアリングエコノミーが経済に及ぼす影響などは【経済政策】、取引による詐欺被害などトラブルをめぐる法律関係は【新領域法学】の研究テーマ。そして、シェアの仲介はWebサイトやアプリを通して行われるものが多いので【ウェブ情報学・サービス情報学】とも関係する。