炭素循環

「炭素循環」に関心があるなら、こんな学問をみてみよう

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★は関連度

★★★ 環境動態解析
地球温暖化やオゾンホールから、地球を守れ
★★ 気象・海洋物理・陸水学
異常気象に取り組みたい
★★ 森林科学
林業を支え、森の保全で地球温暖化にも挑む

◆炭素循環◆

生物や岩石、大気中や海中など様々な形で、地球上を循環

地球には生物、岩石、石炭や石油、大気中や海中など様々な形で炭素があり、炭素が地球上で循環することを炭素循環という。たとえば動物が呼吸で吐き出す二酸化炭素を植物が光合成で取り込む。植物が動物の餌になり、動物の死骸を微生物が分解して二酸化炭素を放出する。残った有機物の一部は土の中で長い時間をかけて石油などの化石燃料になる。二酸化炭素は海水に溶け込み、氷河にも蓄えられる。

18世紀の産業革命以降、人間が化石燃料を燃やして大量の二酸化炭素を排出し、大気中の二酸化炭素濃度が高まった。これによって起こったのが地球温暖化だ。

【環境動態解析】や【気象・海洋物理・陸水学】では、陸・海・大気中の二酸化炭素の量の測定や解析を行うとともに、地球温暖化やそれにともなう気候の変動について研究している。また【森林科学】では、森林の動物や微生物を含め森林が吸収・排出する二酸化炭素、森林減少と地球環境への影響などについて研究している。

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