学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!
★は関連度
★★★ |
環境政策・環境社会システム 脱炭素に向けて制度作りから社会運動まで |
★★★ |
経済政策 経済成長、景気回復の政策を作る |
★★ |
財政・公共経済 国の財政問題を解決したい |
私たちの社会は、モノを作ったり消費したり、売買したりという経済活動によって成り立っている。しかしその過程でエネルギーを消費し二酸化炭素が排出されて地球温暖化につながったり、廃棄物が出てゴミ問題が生じたりする。そこで、経済と環境保全を両立し、持続可能な社会の実現を目指すことを環境経済という。
具体的な例としては、炭素税の導入や二酸化炭素排出量取引といった社会面からの取り組みや、水素・燃料電池の開発や導入推進による二酸化炭素排出量削減と新しい産業の創出などがある。
学問分野としては【経済政策】や【環境政策・環境社会システム】の中に「環境経済学」という分野があり、環境と経済両立に向けた新たな取り組みや評価の研究を行っている。また、【財政・公共経済】では、環境税や環境にやさしい技術開発に向けた予算配分というように、財政面から環境経済にアプローチする。