学問を選ぼう。注目の研究と学べる大学がわかる!
★は関連度
★★★ |
哲学・倫理学 時間とは? ゲノム編集はいいの? 本質をつく。道徳も問う |
★★★ |
新領域法学 知的財産、サイバー攻撃、性差別の法学 |
★★ |
科学社会学・科学技術史 科学や技術の意義。歴史から問い直す |
科学の進歩により、新たに生命にかかわる倫理的課題が生じ、私たち自身がその是非を考えなければならない。
学問としては、【哲学・倫理学】では、遺伝子診断で障害がある事が明らかになった胎児を中絶してよいか、高度な延命治療をせず安楽死を許してよいか、脳死は人の死か、代理出産の是非といった問題について考える。【科学社会学・科学技術史】では、生命科学と社会の関係や、医師や研究者、一般の人に対する生命倫理教育などについて考える。
生命に関わる科学技術の運用については法律で規程する必要があり、【新領域法学】の領域となる。たとえばヒトに関するクローン技術等の規制は法律で定められており、再生医療など研究目的でのみ活用が可能となるように順次法律が改正されている。脳死した人の臓器移植については、臓器移植法によって、定められている。