◆グリーンツーリズム◆

農村・山村・漁村に滞在し、自然と文化にふれあう観光

農村・山村・漁村にゆっくりと滞在し、土地のおいしいものを食べ、地元の人と交流し、農業体験などを通して文化や伝統を学ぶグリーンツーリズム。

【観光学】では、滞在するだけでなく、子どもたちの地域交流、親子での共同作業、農作業を手伝う「ワーキングホリデー」などを提案しつつ、経済効果や社会的意義を研究する。ヨーロッパの先行事例、限界集落や開発途上国のグリーンツーリズムなど、研究テーマも多様だ。

【地理学】では、農村、山村、漁村に共通する、あるいは地域によって異なる社会の特徴や課題の研究などを行い、成果はグリーンツーリズムに活かされる。また、観光客を招致するには魅力ある農村、山村、漁村づくりが大切で、【環境農学(含ランドスケープ科学)】では、自然や文化的景観の保全や再生などについて研究と実践が行われている。