◆国際環境法◆

パリ協定など国家間で交わす環境法

大気汚染・海洋汚染・森林破壊・気候変動などの地球環境問題は、世界が協力しないと解決できない。国際環境法は、1972年の国連人間環境会議をきっかけに徐々に作成・採択された、オゾン層保護や気候変動対策など、環境保護に関する条約全体を指す。

【国際法学】では、国と国との間で交わされる環境法について研究されている。先進国と開発途上国の不平等の改正、法的効力の欠陥がないかなど、さまざまな課題が研究テーマとなっている。

【新領域法学】は、時代の変化にともない新たに生じた法的問題や法律について研究する分野で、国際環境法や日本の環境関連の法律に関する研究も行っている。