◆建築史◆

建築様式は芸術にも通じる

建築史は、世界の建築から日本の古建築まで建築の文化史、社会史、歴史を調べる。現存している歴史的建造物の研究が中心になるが、古文書の分析、発掘などの考古学的な要素から、失われた建造物の復元的な考察も行う。

建築史の研究をするのは【建築史・意匠】。ゴシック様式、ロココ様式などの様式は、建築以外の美術と共通するところもあるので、【美術史】でも研究されている。近代以降は、芸術家としての建築家の思想にアプローチする作家研究も盛んだ。