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★は関連度
★★★ |
情報学基礎理論 量子コンピュータの計算法を生み出した |
★★★ |
統計科学 ビッグデータを操るデータサイエンティストになる |
★★ |
高性能計算 世界1のスーパーコンピュータを作る |
★★ |
数学解析 微積分を使って「世界の現象」を表す |
★ |
数理情報学 現実問題の最適な答へ、計算で導く |
繁盛している料理店や、病院など、様々な場所でできる人の行列。これを「待ち行列」と呼び、待ち行列を数学的に理論化したものを待ち行列理論という。待ち行列を理解することで、待ち時間の少ない効率的なオペレーションにつなげることができる。
待ち行列の振る舞いは、しばしばコンピュータシミュレーションを用いて計算される。これは【情報学基礎理論】の研究領域だ。一人一人の動き方の数式を立て、それを積み重ねれば、集団の動き方を予測できる。こうした形で【統計科学】への応用も可能だ。
状況が複雑になるほど、シミュレーションにはより高性能なコンピュータが必要となる。【高性能計算】による計算性能の向上によって、待ち行列理論についてもより多くがわかるだろう。【数学解析】では、待ち行列のシミュレーションのために、行列の様子を数学的に表現し、その分析を行う。待ち行列理論を含む、様々な数学的モデルについて研究するのが【数理情報学】だ。