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★は関連度
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船舶海洋工学 船と海の構造物—資源開発・発電・輸送 |
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エネルギー学 エネルギー資源の生産から活用までの総合学問 |
月の引力によって、潮の満ち引きが生まれるが、この干満の差を利用して発電するのが潮力発電だ。海の一部に堤防を作って締め切ると、堤防内の水位は満潮時は外より低くなり、干潮時には高くなる。そこで、海中の堤防の一部に隙間を空けて、同じ高さになろうとする水の流れでタービンを回して発電する仕組みだ。
潮力発電には、天候に左右されず発電できるメリットがあるが、日本では満潮干潮の高低差が5m以上となる潮力発電に適したエリアが少ない。
潮力発電の設備を海に作るのは【船舶海洋工学】の領域で、【エネルギー学】では、より発電効率の高い潮力発電の技術開発などに取り組んでいる。