先端の科学技術って

選んでいただいたフィールドの本はこちら。さあ、もっとみてみよう。

機械系

アクチュエータ工学入門

鈴森康一

モータは、電気のエネルギーで回転という運動をする。アクチュエータとは、このように何らかのエネルギーを「実際の動き」に変える機械要素のことだ。機械を動かすものはモータだけではなく、様々な原理のアクチュエータが存在することがわかる。アクチュエータ研究の重要性もわかる。 (ブルーバックス)



材料系

天野先生の「青色LEDの世界」 光る原理から最先端応用技術まで

天野浩、福田大展

ノーベル賞受賞の青色発光ダイオードの発明に至った長い研究の過程がわかる。高校生でもわかるように説明され、成功に至るまで様々な制約のもと試行錯誤を繰り返したことが述べられており、特別な能力を持ってなくても強い意志を持って果敢に目標に挑戦すれば素晴らしい成果を得られることがあることを訴えかけてくれる。学問的には、半導体の基板の表面、基板―薄膜界面、薄膜という3点で、新しい薄膜制御技術の開発についてくわしく述べている。これからの科学技術の発展のために工学の世界に飛び込もうとしている若い方におススメ。 (ブルーバックス)



電気・電子系

しくみ図解 半導体が一番わかる

内富直隆

長岡技術科学大学の内富直隆先生による、半導体の本。様々な種類の半導体を紹介し、半導体の歴史から今後の展望まで、半導体の基本から応用まで、応用物理学と関連する半導体の物性研究全般について述べている。最先端の電子制御技術である半導体のスピントロ二クスについても紹介している。 (技術評論社)



機械系

町工場・スーパーなものづくり

小関智弘

日本が世界に誇る職人の技は町工場にあり! 東京都大田区には数千件もの町工場が立ち並ぶ。著者自身も元旋盤工、それらの町工場に取材を行い、そこにこそ最先端の技術があると伝えてきた。 (ちくま文庫)



物理/素粒子、宇宙

ご冗談でしょう、ファインマンさん

R.P.ファインマン

ファインマンは、1965年量子電磁力学への寄与により、朝永振一郎博士とノーベル賞を受賞した。イタズラ好きでユーモアに富んだ人で、そのキャラクターは生涯愛された。この本は、ノーベル物理学賞受賞者の愉快な自伝だ。物理学者の鋭い洞察と興味深いエピソードが紹介されている。根気よく物理学を考えることの楽しさと、一見遊んでいるようでも、実は誰よりも鋭くものごとの本質を見抜いてゆく姿に触れられる。ファインマンは理論物理学の幅広い分野で活躍した。彼の思考の自由さは、個別の分野にとらわれず広く楽しめる。 (大貫昌子:訳/岩波現代文庫)



科学技術

電子立国 日本の自叙伝

相田洋

かつて半導体王国や電子立国と呼ばれ、コンピュータの最先端をリードしていた日本は、どのようにして築きあげられたのか。先人たちの体験談を交えながら、わかりやすく描く。ものづくりの楽しさだけでなく、先人たちが苦難の末に勝ち取った栄光の数々に感動する。本に出てくるコンピュータシステムは古いものが多く、システムの用途や要望も今とは全く異なるが、研究開発者の追い求めるものに大差はない。この本を読めば、計算機システムという研究分野が何をめざしている学問か知ることができる。また、物事に行き詰まったときに読むと、先人たちのように苦難を突破しようと気力がわいてくる。本書はNHKスペシャルの出版化。DVDにもなっている。 (NHK出版)



機械系

昆虫 驚異の微小脳

水波誠

昆虫の脳は、簡単な構造、簡単な情報処理でありながら、素晴らしい動作ができる。その点がこれからのロボット技術に大変参考になる。知能ロボティクスの分野では、この本にもある昆虫に学んだロボットハンド・ロボットアームの研究を行っている研究者もいる。サクサク動く軽快な動きは、昆虫同様の簡単な情報処理にあるのだ。 (中公新書)



学者になるか、起業家になるか

城戸淳二、坂本桂一

著者の一人である城戸淳二先生(山形大学)は、有機EL(有機発光ダイオードや発光ポリマーが代表的な製品)の研究者。大学や大学院でサイエンスやテクノロジーを学べば、未来は明るく選択肢が豊富であるといったことを教えてくれる本。 (PHP研究所)



材料系

カラー図解 鉄の未来が見える本

新日鉄住金株式会社:編

『鉄と鉄鋼がわかる本』の第二弾。金属材料の性質が、原子構造や、それが集合した微細組織に大きく依存していることが紹介されており、微細組織を制御することで、いろいろ異なった性質が発現できることが紹介されている。また、そのような金属材料が、我々の生活にいかに重要かが学べるだろう。 (日本実業出版社)



情報系

ライト、ついてますか

D.C.ゴース、G.M.ワインバーグ

例えば椅子を作りたいと思っても、誰を対象にするのか、利用者が何を求めているかわからないと、利用者に適した椅子を作ることはできない。この本は最初に「何が問題か?」と我々に問う。何事も研究を行う際には、誰の、何が問題で何を解決すればよいのか、しっかりと見極める必要がある。研究者にとっても認識を変える本となるだろう。 (木村泉:訳/共立出版)



機械系

イレイザー

サスペンスアクション映画。重要証人の安全を守るため、アーノルド・シュワルツェネッガー扮する主人公が政府情報局員として活躍する。兵器として登場するのが、ハイテク兵器「レールガン」。これは、電磁加速機を用いて音速の数倍に加速した玉を発射する兵器であるが、実は簡単な知識で製作できる(もちろん危険が伴うため、しっかりした指導者のもとで行うことが大前提)。未来の兵器としてSF映画やSF小説にたびたび登場している。 (アーノルド・シュワルツェネッガー:主演)



ポスト「熱い社会」をめざすユニバーサルデザイン

蓮見孝

デザイン学部を有す札幌市立大学の学長、蓮見孝先生によるユニバーサルデザイン論。ユニバーサルデザインのこれからを展望する。 (工業調査会)



電気・電子系

高校数学でわかるシュレディンガー方程式 量子力学を学びたい人、ほんとうに理解したい人へ

竹内淳

電気電子材料物性を支える量子力学の基礎であるシュレディンガー方程式の全体像がつかめる。式の展開は極めて丁寧に書かれており、紙と鉛筆がなくても式の展開を追うことができる。量子力学は物質中での電子や光の振る舞いを決めているため、電気材料や電子装置に関係する全ての材料の基礎となる学問の根底に位置するとも言える。 (ブルーバックス)



情報系

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの

松尾豊

将棋や囲碁、画像認識、自動運転など、知的情報処理に関する技術革新が目覚ましいが、人工知能が人間を超えられる可能性について、高校生にも読みやすくまとめられている。特に、昨今話題の「ディープラーニング」の特徴など、人工知能ができること、これからできるようになりそうなことがわかる。人工知能の飛躍のためには、多種多様なモバイル・センサデータの集約、効率的な処理基盤の実現など「情報ネットワーク」領域のアプローチも重要な役割を担う。細分化された学問領域にとらわれず、他領域へ展開することや、逆に他領域の発想を導入するなど、「情報ネットワーク」領域へ新たな飛躍を与えられる可能性が感じられる。 (角川EPUB選書)



エネルギー・資源系

グリーンパワーブック 再生可能エネルギー入門

編者のThink the Earthは「エコロジーとエコノミーの共存」をテーマに2001年に発足したNPO。グリープロジェクトとは、経済産業省エネルギー庁が中心になり、官民で再生可能エネルギーの普及を考えるプロジェクトのことで、その一貫としてこの本は作られた。各再生可能エネルギーのメリット、デメリットがイラストを使いわかりやすく書かれている。 (Think the Earth、GREEN POWER プロジェクト:編/ダイヤモンド社)



機械系

2045年問題 コンピュータが人類を超える日

松田卓也

ヒューマノイドロボットの研究開発は現在盛んに行われている。米国防高等研究計画局(DARPA)主催のロボット・コンテストには、日本のチームも複数参加している。これは、ロボットの「自律性」を競うコンテストだ。有名な理論物理学者のホーキング博士らは、人工知能の発展に警告を発している。このまま人工知能が発達すると、人間の頭脳を超える時が遠からずやってくる。その時、人類はいったいどうなってしまうのか。戦争にロボットが使われる心配も現実性を帯びてきた。この問題を、本書を読んで考えてほしい。 (廣済堂新書)



化学系

光と色の100不思議

桑嶋幹、川口幸人

「空はなぜ青い」「光の正体は何か」などの基本的な問いから、「蛍光灯のしくみ」「テレビのしくみ」といった身近な話題、「宇宙から光で地球を観測するーリモートセンシング」「新世代の光工場ーシンクロトロン軌道放射」などの技術まで、光や色についての問題をわかりやすく解説している。 (左巻健男:監修/東京書籍)



機械系

NASAより宇宙に近い町工場 僕らのロケットが飛んだ

植松努

北海道の片田舎の小さな町工場がNASAに注目された!その理由とは? 夢を持ち、どのような環境においても諦めない心、情熱。そして、ものづくりについて興味を持ち、楽しく勉学に取り組むことの大切さを、著者は伝える。 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)



化学系

からだと化学物質 カフェインのこわさを知ってますか?

John Emsley、Peter Fell

コーヒーや食品添加物は体の中でどのような作用をするのか。食中毒やアレルギーはどのように起こるのか。摂取量によっては、安全な食品も害になる。食品中の化学物質が、身体の中でどのような作用をするか理解できる。 (渡辺正:訳/丸善出版)



化学系

結晶とはなにか

平山令明

ダイヤモンドや水晶、ルビーといった宝石や、岩石、食塩の結晶など、結晶の形は美しい。本書は、結晶を化学の視点で見つめ、化学結合や状態変化、原子分子の配列など、化学の基礎に触れている。化学を単なる受験勉強の一つとしてではなく捉え、身の回りの現象を新しい視点から「考える」きっかけとなるだろう。第1章は、高校の化学と大学の物理化学との橋渡しとなり、第4章は「結晶はどのようにして作られるのか」は、そのメカニズムについて簡単に説明する。第5章では、実験研究に必要な基礎知識がわかる。 (ブルーバックス)


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