出会いの一冊
こんな研究で世界を変えよう!
火の竜巻「火災旋風」の渦の動きを明らかに
非常に高温で危険な「火災旋風」
大きな火災が起きたとき、炎を伴って渦を巻く「火災旋風」という現象が発生することがあります。これは、まるで火の竜巻のように見え、非常に高温で危険であり、大きな被害をもたらすことがあります。
これまでの研究では、火災旋風の高さや渦の強さ、熱の発生量、燃料の消費量などの関係が調べられてきましたが、火炎が揺れ動いたり、渦の中心が移動したりする「非定常(時間によって状態が変化すること)」な動きについては、あまり詳しくわかっていません。
同時発生する火災旋風にも挑戦
瞬間的であっても、火炎が高くなったり渦が強くなったりすると、実際の火災では大きな被害につながる恐れがあります。そこで私の研究では、火災旋風の「ゆらぎ」や「振動」といった非定常な特徴に注目しています。
実験室で小さな火災旋風を再現し、火炎の高さや直径の変化、渦の動きなどを詳しく観察します。また、コンピュータシミュレーションも使って、火災旋風の動きに影響を与える要因を一つずつ調べ、どのように火炎の振動が起きるのかを明らかにしようとしています。
さらに、複数の火災旋風が同時に発生したときに、互いにどのように影響し合うのかという新しいテーマにも挑戦しています。これまであまり研究されてこなかった分野であり、火災の被害を予測し、防ぐための新たな手がかりになると考えています。
先生の研究報告(論文など)を見てみよう
「火災旋風の振動特性及び複数火災旋風の相互干渉に関する研究」
先生の分野を学ぶには

