MASTER KEATON
浦沢直樹(ビッグコミックススペシャル)
本書は、やや古くはありますが、国外にもファンが多い作品です。私はアニメで視聴しました。
キートン先生という考古学者が主にヨーロッパにおいて様々な経験をするのですが、その多くが社会における強者(社会的なマジョリティ性を持つ人々)や、周縁化された人々に関するものだったりします。各地の歴史、特に社会的に周縁化されている人々の視点で見た歴史を通して、それまで自分には見えていなかった価値観や経験に気づかせてくれる、学びの多い作品です。キートン先生の人としての魅力を感じつつ、Diversity, Equity, and Inclusion (DEI) に関心を持っていただける良いきっかけになることでしょう。
大学教育でのDiversity, Equity, and Inclusion 研修プログラムを開発
自身の人種を初めて認識する
子供の頃から「人はなぜ肌の色や見た目の違いにより、扱われ方、生活、歴史が違うのだろう」と考えていましたが、大学院からアメリカに渡り、まさか自分が人種や見た目で差別される側に立つとは、それまで思いもしていませんでした。
その時に初めて、日本での生活における自身のマジョリティ性と、アメリカ在住のアジア人としてのマイノリティ性を実感したのでした。私のDEIへの強い関心はこの時に始まったと考えています。
DEI 推進活動の一環として
現在はDEI推進をどのように大学教育の現場で実践できるか、カリキュラムや研修プログラムはどのようにデザインすれば良いかを研究しています。自身のバイアスや盲点を振り返ってもらい、他者への共感や相互理解を深めるため、対話形式でのワークショップや授業科目で実践できるカリキュラムの開発を目指しています。
多様な人との出会い
研究を通じて、地方自治体や大学関係者の方々、日本人学生・留学生の皆さんと、対話による意見交換や協働を体験してきました。多くの人と出会うことで、自身の当たり前を批判的に考える術を身につけ、多くを学び、多様なアイデアをいただけたと思っています。研究を継続的に進めることで、今後もさらにたくさんの方々と協働できるのが今からとても楽しみです。
「高等教育におけるDiversity, Equity, and Inclusion 研修プログラムの開発と実践」
◆主な業種
(1) コンサルタント・学術系研究所
(2) 商社・卸・輸入
(3) 半導体・電子部品・デバイス
◆主な職種
(1) 人事・労務・研修、その他人事系専門職
(2) コンサルタント(ビジネス系等)
(3) 大学等研究機関所属の教員・研究者
| Q1.18才に戻ってもう一度大学に入るならば、学ぶ学問は? 医学。私は中高生の時に、医者=男性という固定観念があったので、関心はあったのに目指そうとは思いませんでした。 |
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| Q2.日本以外の国で暮らすとしたらどこ? スイス。山が好きなので、眺望がよく、すぐに登山に行けるような国がいいです。 |
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| Q3.研究以外で、今一番楽しいこと、興味を持ってしていることは? 登山です。 |
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| Q4.好きな言葉は? I can and I will. |

