エネルギー・資源系の本

図解 新エネルギー早わかり

早稲田聡

風力発電や流体力学に関係する専門書は数多くあるが、この本は一般書ならではのわかりやすさで、理論的な数式を用いずに風力発電の全般を丁寧に説明している。風力発電を含めた再生可能な自然エネルギーの将来についてもわかる。 (中経出版)



地球持続の技術

小宮山宏

持続可能な地球環境のために、研究や技術開発には大きなビジョンが必要だとわからせてくれる本。科学を真に発展させたり、地球規模の問題を技術的に解決するのに、「化学」「物理学」などと学問領域を区別して考えることは、ほとんど意味がない。高校生の皆さんには、科学や技術に対する興味を幅広く持つことを期待する。 (岩波新書)



図解雑学 原子力

竹田敏一

原子力について、分かりやすく解説しているので、高校生でも十分に理解ができるだろう。内容は、原子の構造から原子核反応のしくみ、放射線・放射能、原子力発電のしくみなど、基礎知識から応用的な発展形まで、図解を中心に記述がされている。 (ナツメ社)



ザ・コア

ある日の午前、鳩の大群など動物の異常行動を皮切りに、多数のペースメーカー使用者の突然死やスペースシャトル電子機器異常などで、地上は大混乱に陥る。調査の結果、これらの原因は地球の核(コア)の回転が停止し、地球の磁場が不安定になったからだと突き止める――。2003年、アメリカのSFパニック映画。地球内部がどのようになっているのか、地球の環境がどのように維持されているのか、地球磁場がどのくらい大切なものなのか、マリアナ海溝とは何なのかなどを知ることができる。



エネルギー革命 メタンハイドレート

松本良

これからのエネルギー「メタンハイドレート」を理解するための入門書として良本。生成や集積の仕方、分布状況、地球環境とのかかわりなど、メタンハイドレート全般について平易に解説されている。 (飛鳥新社)



理工系のための原子力の疑問62

関本博

福島第一原子力発電所の事故後、電力供給における原子力の依存度を可能な限り引き下げることが国の方針として示された。しかし、世界ではむしろ原子力発電所の新設や増設の動きが加速している。本書では、原子力の基礎から最近の新しい原子力発電システムまで分かりやすく解説されており、科学的見地から原子力の意義と必要性を考える上で大変参考になる。 (Si新書)



希望の現場 メタンハイドレート

青山千春、青山繁晴

新資源メタンハイドレートの研究者で、魚群探知機を使った探査方法の特許を持つ青山千春先生(東京海洋大学)による著書。メタンハイドレートの国内での開発状況、実用化に向けての課題など、メタンハイドレートの現状を知ることができる。 (ワニ・プラス)



チェンジング・ブルー 気候変動の謎に迫る

大河内直彦

著者は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)に所属する、生物地球化学が専門の研究者。数千メートルの海底にある堆積物を採取し、堆積物の酸素同位体の計測から数万年前の温度を突き止めるといった具合に、この本は、海洋地質とそれによる気候変動予測についてくわしく描かれている。講談社科学出版賞を受賞し、単なる学術書でない良質の科学ノンフィクションという評判が高い。 (岩波現代文庫)



新炭素革命

竹村真一

炭素を用いたこれからのさまざまな夢の技術について紹介している。例えば1メートルの100億分の1という超極薄で作られるナノチューブは、鉄より強くて軽い素材として期待されている。ナノチューブは、炭素原子60個がサッカーボール状に結合した新素材だ。コンピュータの半導体チップは、現在シリコンをベース素材にするのが主流だが、炭素化合物を素材に使う「有機太陽電池」が期待されているなどなど。著者は、京都造形芸術大学教授。世界初のデジタル地球儀「触れる地球」を開発で知られ、ITを駆使した地球環境問題への独自な取組みを進める。 (PHP研究所)



風力発電が世界を救う

牛山泉

世界中で風車の導入が進んでいるが、日本の導入量はまだまだ少ない状況だ。この本では、風車の歴史背景や技術開発の動向などに加えて、日本の風力発電のポテンシャル、再生可能エネルギーの今後の展望についても述べている。これから先、日本で風車を導入するために大切なことを話しており、とても参考になる。 (日本経済新聞出版社)


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