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社会法学 経済法、労働法、社会保障法の法律学 |
労働法とは労働問題に関係する法律を総称する言葉で、「労働基準法」、「労働組合法」、「労働関係調整法」の労働三法を柱とする諸法律を指す。労働者は就職する際に雇用者と、労働時間や賃金などの労働条件を定めた労働契約を結ぶ。
ただ、契約は対等だといっても、会社を辞めれば収入がなくなるため、労働者は雇用者より弱い立場に置かれる。そこで、労働者を保護するための労働法が定められている。
労働法は、社会的な問題に関する法律について研究する【社会法学】の領域となる。研究テーマは、労働問題に関する事例研究、労働法の国際比較、歴史など多様である。現代の日本に目を向けても、働き方改革、非正規雇用の増加、在宅ワークの広がり、人材の流動化(転職の増加)、ブラック企業、外国人労働者の増加など、労働法に関係する問題が山積している。