地域環境工学・計画学

農業生産を担う農地、水と緑、生態系などを工学的に考え、豊かで美しい地域環境を計画。砂漠の緑化など世界に共通する問題もテーマに

農業水利・潅漑   農村の景観・生態系   土壌の保全、改良   砂漠の緑化   国際貢献

学べる大学は?

研究をリードする大学

大学詳細

三重大学

生物資源学部 共生環境学科
【 主な研究者 】
取出伸夫 渡辺晋生 岡島賢治 石黒覚 酒井俊典

岡山大学

環境理工学部 環境管理工学科
【 主な研究者 】
森也寸志 近森秀高 西村伸一

東京大学

農学部 環境資源科学課程 生物・環境工学専修
【 主な研究者 】
西村拓 塩澤昌

弘前大学

農学生命科学部 地域環境工学科
【 主な研究者 】
泉完 佐々木長市 遠藤明 丸居篤

京都大学

農学部 地域環境工学科
【 主な研究者 】
村上章 宇波耕一

九州大学

農学部 生物資源環境学科 生物資源生産科学コース
【 主な研究者 】
平松和昭

石川県立大学

生物資源環境学部 環境科学科
【 主な研究者 】
藤原洋一

岩手大学

農学部 食料生産環境学科 農村地域デザイン学コース
【 主な研究者 】
濱上邦彦

新潟大学

農学部 農学科 流域環境学プログラム
【 主な研究者 】
森井俊廣

愛媛大学

農学部 生物環境学科 地域環境工学コース
【 主な研究者 】
泉智揮 治多伸介 久米崇

その他の優れた大学

大学詳細

鳥取大学

農学部 生命環境農学科 国際乾燥地農学コース

【水・土・緑の開発・保全・修復】 学生と向き合った丁寧な教育がなされている。


海外で学ぶなら

大学詳細

University of California, Davis/カリフォルニア大学デービス校(米)

農学部

【土壌水文学】 世界の土壌物理学をリードしている大学の一つ

University of Arizona/アリゾナ大学(米)

農学部

【土壌科学】 土壌科学では米国有数の規模を有する大学、スタッフの数も多く、研究の中心的役割

Texas A&M University/テキサスA&M大学(米)

農学部

【農業工学】 農業工学関係では米国最大の学科を有する大学。

Utah State University/ユタ州立大学(米)

Washington State University/ワシントン州立大学(米)

主な研究者

研究者詳細

泉完

弘前大学
農学生命科学部 地域環境工学科/農学生命科学研究科 農学生命科学専攻

渡辺晋生

三重大学
生物資源学部 共生環境学科/生物資源学研究科 共生環境学専攻

久米崇

愛媛大学
農学部 生物環境学科 地域環境工学コース/農学研究科 生物環境学専攻

長裕幸

佐賀大学
農学部 生物環境科学科 生物環境保全学講座/農学研究科 生物資源科学専攻

山本忠男

北海道大学
農学部 生物環境工学科/農学院 環境資源学専攻
【農業農村整備(土壌、水)】 乾燥地農業に関する研究蓄積があること

溝口勝

東京大学
農学部 環境資源科学課程 国際開発農学専修/農学生命科学研究科 農学国際専攻
【農業情報学】 福島の放射能汚染に対して、現地における観測を精力的に行っている。

西村拓

東京大学
農学部 環境資源科学課程 生物・環境工学専修/農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻
【土壌物理学】 グローバルな観点で、実験、解析について先端的な研究をしている。

斎藤広隆

東京農工大学
農学部 地域生態システム学科/農学府 農業環境工学専攻
【土壌水文学】 米国との共同研究を長く続けており、先端的な解析手法得意としている

清水克之

鳥取大学
農学部 生命環境農学科 国際乾燥地農学コース/持続性社会創生科学研究科 国際乾燥地科学専攻
【農業農村整備(土壌、水)】 乾燥地農業に関する研究蓄積があること

藤巻晴行

鳥取大学
持続性社会創生科学研究科 国際乾燥地科学専攻/乾燥地研究センター
【緑地保全学】 世界中の乾燥地を訪れており、各研究所との共同研究を行っている。

徳本家康

佐賀大学
農学部 生物環境科学科 生物環境保全学講座/農学研究科 生物資源科学専攻
【土壌物理学】 米国アリゾナ大学が行っている、ビッグプロジェクトに参加している。

渡邉紹裕

京都大学
農学部 地域環境工学科/地球環境学舎 環境マネジメント専攻
【灌漑排水学】 乾燥地灌漑についての研究実績があること

八丁信正

近畿大学
農学部 環境管理学科/農学研究科 環境管理学専攻
【灌漑排水学】 水管理に関する国際的な研究動向に詳しい

興味がわいたら

塩の文明誌 人と環境をめぐる5000年

佐藤洋一郎、渡邉紹裕

地域環境学の観点から、人間に不可欠な塩について、文明以前から現在までを紹介した本。人間生活に不可欠な塩であるが、農業にとってそれが高濃度になると塩類集積土壌となって食糧生産に害を及ぼすことになる。ここでは、塩が塩蔵や発酵という人間にとってプラスの面がある一方で、4大文明の一つであるメソポタミア文明を崩壊に導いたマイナス要因についても例示されている。塩は人間にとって恵みか、それとも災いか、という二面性から人間と自然の過去・現在・未来を見つめる本である。 (NHKブックス)


土のひみつ 食料・環境・生命

土壌学に関わる中堅から若手の研究者によってまとめらた本。第1部の土とはなんだろうという問いにはじまり、岩石の風化によって土はどのようにしてつくられるのか、土のはたらき、日本の食糧生産と土問題、多様な生物と土との関係、最後に土の保全に向けた提言と、土についてていねいに考察をしている。身近な土、母なる土壌。触れることが当たり前のはずの土に、いまの若い人はなかなか触れられないでいる。今一度足下に目を向けて見てほしい。 (日本土壌肥料学会「土のひみつ」編集グループ:編/朝倉書店)


18cmの奇跡

陽捷行

表題の「18センチ」とは、植物の生育に必要な平均的な土壌の深さのことだ。地球の大部分はマグマと岩石に覆われ、岩石が風化し細かい粒子の砂土になり、そこに生物が腐敗し微生物が混じった、18センチの層を土壌と呼ぶ。人類が生きるために使える土壌はたったそれだけなのだという。著者の専門は土壌学。自然農法を学べる(財)農業・環境・健康研究所 農業大学校の校長である。 (三五館)


水の未来 グローバルリスクと日本

沖大幹

著者は水文学者、気象予報士。水文学とは、地球上の水の循環について研究する科学のことだ。主に河川、湖沼、地下水を対象に、地球上の水資源の循環を研究する。温暖化の影響で自然現象としての洪水や干ばつの回数がどう変わり、それによって社会にどれだけの人的・経済的影響を与えるかを、重要な提言を続けている。この本は、水資源と食料の関係、農業の将来について科学的な観点からくわしく説明されている。それは地域環境工学という学問とも関係の深い領域である。 (岩波新書)